食品検査~食品細菌…

食品細菌

項目別検査は以下のとおりです。
項目 検査日数 検体量
細菌数 2~4 50g以上
大腸菌群 2~7 50g以上
大腸菌群(定量) 2~7 50g以上
黄色ブドウ球菌 3~7 50g以上
E.coli 2~6 50g以上
E.coli (MPN) 2~6 50g以上
腸炎ビブリオ 3~5 50g以上
腸炎ビブリオ(MPN) 3~5 50g以上
サルモネラ 4~6 50g以上
O157 3~8 50g以上
腸管出血性大腸菌(VTEC) 3~8 50g以上
セレウス菌 3~7 50g以上
ウェルシュ菌 2~6 50g以上
カンピロバクター 6~9 50g以上
リステリア・モノサイトゲネス 5~20 200g以上
クロストリジウム属菌 2~3 50g以上
腸球菌 3~7 50g以上
緑膿菌 3~7 50g以上
耐熱芽胞菌数 3~4 50g以上
乳酸菌数 4~5 50g以上
酵母数 4~7 50g以上
カビ(定性) 5~7 50g以上
無菌試験(恒温試験を含む) 12~14 50g以上

ご不明な点はお問い合わせ下さい。

消費・賞味期限設定のための保存試験

期限の設定を適切に行うためには,食品等の特性,品質変化の要因や製造時の衛生管理の状態,原材料の衛生状態,保存状態等の食品に関する知見や情報が必要となります。
このため,食品等事業者は客観的な期限設定のために微生物試験,理化学試験,官能試験等を含め,これまでの商品開発・営業等により蓄積した知識等を有効に活用することにより,「科学的・合理的な根拠(消費者が安全に食べることができる期間を細菌数の推移等のデータにより示すこと)」に基づいて期限を設定することになります。
当協会は、食品の期限表示(賞味期限、消費期限)設定のために必要となる基礎データ収集(微生物、理化学等)のための保存試験を実施しています。試験条件(検査項目や検査期間)の設定についてはお問い合わせください。

ノロウィルス

ノロウイルスは1年を通してみられますが、毎年秋~春、特に冬を中心に流行する主要な感染性胃腸炎の原因ウイルスのひとつです。カキや二枚貝などのノロウイルスに汚染された食品が原因の1つであり、それらの検査を行い汚染された食品の流通を防ぐ事が重要です。

ノロウイルスは現在のところ培養することが出来ず、細菌のように食品中で増殖せず汚染ウイルス量も少ないため、ノロウイルス遺伝子を増幅する方法(PCR法)を用いて検査を実施しています。ノロウイルスの特異的な遺伝子を検出する方法ですので、選択性が高く有効な検査法です。

*検査日数は営業日です。

遺伝子検査
セット名 項目設定の根拠 項目 検査日数 検体量
ノロウイルス* 厚生労働省 RT-PCR法 4~8 かき(殻付き:10個以上、むき身:150g以上)
ノロウイルス* 厚生労働省 Real Time PCR法 2~4 かき(殻付き:10個以上、むき身:150g以上)

*かき以外の食品についてはご相談ください。
その他の遺伝子検査については、お問い合わせください。

輸入食品

販売または営業上使用する目的で、食品、添加物、器具、容器包装および特定の玩具を輸入しようとする場合は検疫所において審査され検査が必要になる場合があります。
当協会は厚生労働大臣の登録を受けた検査機関として細菌学的検査・理化学的検査を実施しています。
詳しい検査項目についてはお問い合わせください。

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